令和元年12月07日
低下傾向にある投票率について質問。国が行った若年層有権者の調査結果では、子どものころに親と一緒に選挙に行ったことのある人ほど投票に行く傾向にあることから、将来の投票率向上を見据えた対策として「親子で選挙に行こう」のPR拡大を提案しました。市からは「PR方法を検討して積極的な広報に努める」との答弁がありました。
市営住宅において、外国人の入居者との間で、言葉での意思疎通ができないことにより様々な問題が発生していることから、コミュニケーションのきっかけとして、現在は住宅供給公社のみで使用している「音声翻訳機」を自治会等に展開して活用していく事を提案しました。市からは「より効果的な活用を検討してまいりたい」との答弁がありました。
名古屋市の産業を支える港区・中川区・中村区などの豪雨被害を着実に軽減させるため、工期や予算の削減のため既存の庄内用水、荒子川、中川運河を横断的に連結して中川運河へ連続排水できるよう、スピード感のある検討を訴えました。市からは、関係する4者で構成する協議会を発足したので、部局間協議調整を積極的に行い、早期安全性向上への取り組みを進めたいとの答弁を頂きました。
久屋大通公園の北エリアでは来年の完成に向けたリニューアル工事が進められています。このエリアには、ロサンゼルス市や南京市をはじめとする姉妹友好都市からの寄贈品が多く展示されていましたが、経年劣化を理由に8割を撤去処分した行為は市民にも告知されていないことを指摘し、市の姿勢を質しました。ロサンゼルス市からのマンズシアタープレートは、ジュエリー・アンドリュースやクラーク・ゲーブルなどの手形やサインの複製であり、再展示に向けた検討が決定しました。
LINEによる相談は、電話相談に負担感のある保護者が気軽に相談できる環境を整えることで、児童虐待の未然防止にもつながると訴えました。市からは前向きに検討するとの答弁がありました。
高経年のマンションが今後さらに増加していく中、適切に維持管理されることが市民の居住環境の安全・安心な街へつながることから、市としての今後の取り組みについて質問をしました。管理組合登録制度、専門家派遣制度の充実化とあわせて支援ニーズを把握し、他都市の助成制度など検討していくとの答弁がありました。
祖父母世代が孫育てを応援するために、今の子育てに役立つ情報を載せ、スムーズに間違いのない孫育てが出来るような手引き書となる冊子である祖父母手帳の作成と、祖父母世代を対象とした孫育て講座の開催の実施を提案しました。市は、どちらの提案も具体的に検討、実施するとの答弁がありました。
食品ロス削減については、家庭などで余った食品を募り、生活に困っている人に届ける「フードドライブ」に食品を寄付すると地域ポイントが付き、協賛加盟して頂いている企業、商店などで商品や値引きの特典が受けられるという仕組みを提案しました。市からは、フードドライブへの参加意欲の促進のためのポイント付与と、事業者への働きかけをしていくとの前向きな答弁がありました。